【黒子のバスケ】TSUTAYA全店舗から撤去!『怪人801面相』から脅迫状届く
『TSUTAYA(ツタヤ)』を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブは、29日、週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画『黒子のバスケ』に関連するすべての商品を全店舗から撤去することを発表した。
全国にある1,400店舗が対象となり、11月3日までに撤去を完了する予定だという。
同社広報室によると、11月3日までに撤去しなければ、客の生命、身体に危害を及ぼすという内容の脅迫状が10月15日に届いたためで、『脅迫状の内容とこれまでの他社の対応を総合的に判断して撤去を決めた』としている。
先日のニュースでもあったとおり、セブン-イレブンにも同様の脅迫状が届き、毒入りのお菓子を店頭に置いたとしている。結果、対象のお菓子を撤去したが、警察庁の調べによると毒入りとして送りつけられたお菓子から毒物は検出されなかった。
しかし、この漫画に関連するイベントの中止などを求める脅迫事件は、1年前から相次いでおり、警察庁は威力業務妨害の疑いで調べを急いでいる。
封書には、犯行理由として「わしは黒子のバスケ脅迫事件の犯人一味」「動機は(作者への)怨恨(えんこん)や」「グリコ森永事件の約三十年ぶりのリバイバルや」などと書かれ、差出人は、これまでの脅迫事件と同じ「怪人801面相」を名乗っていたという。
三省堂書店、ジュンク堂書店、紀伊国屋書店にも同様の脅迫状が届いたが、いずれも撤去はしないとしている。
こういう事件ってどうなのでしょう?
企業側から考えると、やはりお客様の危険を考えれば企業リスクとしても、何か起こってからでは遅いので、一旦撤去すべきだと思うのですが、そんなに簡単じゃないんですかね?
実際セブン-イレブンの時は毒も発見されなかったので、撤去しない企業はイタズラと判断したということなのでしょうか。
犯人が作者に対してどのような怨恨があるかはわかりませんが、関係の無い本屋に来る客に対して、危害を加えることのないように祈りたいですね。